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by めがね

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『BANDAGE』

久しぶりに劇場で映画を見てきました。新しくなった(といっても、もう数年たっていますが)、新宿ピカデリーです。学部生の時によくボーリングをしたボロいビルが、見事なシネコンになっていると時の流れを感じずにはいられません。

タイトルは『BANDAGE』。なんだかんだで、やっぱり小林武史の世界観が好きなんです。最初、CMで赤西が歌っているときは、まったく気にならなかったんですが、小林武史監督・岩井俊二プロデュースと分かると、急に見たくなってくるから不思議です。


では、まず、テクニカルなところで気づいたところを挙げると、

・映像的には、ほとんど全編、手持ちの映像で、ドキュメンタリー風でした。好みの画です。
・90年代初頭が舞台なので、使われている音楽機材が、当時のパソコン本体とモニターが一緒になっているMacintoshだったり、AKAIの古いサンプラーだったり、と当然のことではありますが、ディティールにこだわっていました。

内容面では、

・センチメンタル感満載の青春映画が好きな人は、きっと好きです。つまり、僕は好きです。
・逆に言えば、その手の青春映画が嫌いな人は、見ていて恥ずかしくなってくる部分が多々あります。特に、アサコ(北乃きい)とユキヤ(高良健吾)が、海で孤独を感じるくだりの部分は、さすがにキツイものがあります。
・また、この手映画によくあることだと思うんですが、気持ちの動きに?マークがつくところがたくさん出てくるのは確かです。例えば、なぜナツ(赤西仁)はただの高校生のアサコ(北乃きい)にそこまで興味を持ったのか?、なぜアサコはユキヤに付いていってしまったのか?、なぜLANDSの不和の原因がアサコだけに向かってしまったのか?、などです。
 二つ目の疑問の伏線として、ホームページであらすじを見ると、「天才的な音楽センスを持つユキヤに惹かれてLANDSのファンのなったアサコ」とありますが、映画を見る限り、アサコがLANDSが好きなった決定的な要因がユキヤの才能とはなかなか読み取れないと思います。
・よって、細かい感情の整合性は気にならないで、雰囲気で作品の世界観やストーリーに入り込める向けだとは思います。

音楽面では、

・僕としては、音楽を期待して見にいっているので、文句なしです。赤西ボーカルも、違和感なく聞けました。
・ただ、ミスチル好き・小林武史好きからすると、バンドサウンドで小林武史アレンジとなると、どうしても、「ニシエヒガシエ」や「フェイク」あたりのミスチルサウンドが参照基準として頭に浮かんできてしまいます。
・そのつながりで、工場地帯の引きの画が、ストーリーの句切れ目で数回使われいますが、その中で鳩が飛ぶシーンがあって、「Tomorrow never knows」のジャケットを思い出しました。

以上、感想でした。久しぶりに楽器を練習したくなりました。

LANDS『Olympos(オリンポス)』(2010年)。
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by bbex33312 | 2010-02-15 01:24 | 映画・ドラマ